うつ病の症状が出てきたときの接し方チェック

うつ病ってなんですか？

うつ病（うつびょう、鬱病、欝病）っていうのは、気分障害の一種であり、抑うつ気分や不安・焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠症などを特徴とする精神疾患のことです。

うつ病は脳の病気(障害)です

世間では「うつ病は個々の気の持ちようであり、怠けているだけなんだ」という考えの方が沢山おられるようですがこれは誤っています。 実際に研究が進んできてわかってきていることなのですが、実はうつ病というのは脳の病気（障害）なのです！
うつ病とは脳内の伝達物質の異常により起こる病気（障害）で、うつ病に限らず、精神病と言われている病気のほとんどに当てはまります。
うつ病は「心の風邪」と例えられますが、誰もがかかる可能性があるという意味では間違っていないかもしれません。しかし、うつ病が悪化すれば、苦しさから逃れるため自殺してしまうほどの病気（障害）なのです。自殺未遂を引き起こしてしまうほどまで悪化してしまうと、それはもう「心の風邪」ではなく「心のガン」となりえる病気（障害）なのです。
しかし、うつ病は休養と薬によって治る病気（障害）です。
うつ病患者には「自分は役立たず、もっと頑張らなければ！」と自責をしている人が多いようです。ですから、周囲の人は「頑張らない、考えない事が最良の改善策である」と認識してサポートについてあげてください。
このようにうつ病を治す為には周囲の人々の考え方やサポートが重要になってきます。
うつ病は脳の病気（障害）なのです。それを知った上で、対処していただきたいと願うばかりです。

うつ病とそう鬱病の違いは何ですか？

うつ病は、一般的に「気分の抑うつ状態が続く」「興味の損失」が見られますが、そううつの場合は、うつの症状に加え、一時的に「そう状態」と呼ばれる「心が高揚しすぎる状態」を伴います。しかし、そううつもうつ病の一種であるため、そう状態を終わると、その人はうつ状態に沈んでいきます。

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